家族っていいなーと泣けてくる映画14選

家族があるから人は強くなれる。
家族の支えや家族のために何かを達成できた主人公の姿ってホントに魅力的。泣ける映画は数あれど、「家族」をテーマにした作品って見終わった後、すごーく優しい気分になりますよね。
ここでは、そんな「家族ってやっぱりいいなー。としみじみ泣けてくる映画」をご紹介。
最近は家族崩壊みたいな「壊れた部分」を強調する映画が多いけど、ここでは比較的ポジティブな、もしくは壊れかけの家族でも再生できるんだ！！っていう映画を厳選しました。

・シンデレラマン ★★★★★　5.0/5.0

シンデレラマン [DVD]

<内容紹介（amazonより)>ひたむきに家族の幸せを願い、家族のために命を懸け戦い続けた実在のボクサーと家族の絆を描いた感動のノンフィクション・ストーリー。かつてボクシングのスター選手だったが、引退を余儀なくされ、日雇いの肉体労働で妻子を養うジム。再びリングに上がるチャンスを得た彼は、奇跡的に世界ランク2位の強豪を倒し、やがて世界チャンピオンとの試合に挑むことになる。

王道中の王道だが、最高に熱く泣ける映画。
自分のお気に入りtop5にも入る、本当に多くの人に見て欲しい実話のお話。
時代は大恐慌真っ只中のアメリカ。主人公は日雇い労働者から再起を果たしたプロボクサー：ジム・ブラドック。極貧の生活から家族を守るため、偶然訪れたチャンスを掴み世界チャンピオンにまで上り詰めたことから「シンデレラマン」と呼ばれた男性版シンデレラストーリーのような実話。
守るものがあるから人は強くなれるのだ。という言葉を体現した作品であり、家族愛をテーマにしたものの中でもピカイチ。栄光からの脱落、家族の生活のためにそこからまた這い上がっていくという姿がしっかり描かれていて試合ごとに思わず声を出したくなる本当に大好きな映画！

予告編（字幕なし）はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=DlbHzcH4VJY

同じように家族のために戦う父親の姿を写した映画には以下がオススメ（後日、別ジャンルでおすすめ）。

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

小さな命が呼ぶとき [DVD]

 ・もしも昨日が選べたら ★★★★ 4.0/5.0

もしも昨日が選べたら [DVD]

<内容紹介>出世=家族の幸せと考えるマイケルは、愛する妻ドナや2人の子供と過ごす時間よりも仕事を優先させてきた。そんなある日、電化製品だけでなく人生さえも自在に操れる夢のような“万能リモコン”を手に入れる。そのリモコンで家族との面倒な時間や、出世までの道のりを早送りするマイケル。すべてが夢見た通り、面白いように人生が進んでいく。しかし、早送りしたことで失われた時間の代償は大きかった…。果たしてマイケルは、本当の幸せをつかむことができるのか!?

笑って泣けて心まで暖まるコメディドラマ。
人生を早送りできる不思議な万能リモコンを手に入れた主人公が、早送りを続ける中で、自分が取り返しのつかない大切な時間を犠牲にしてしまったことに気付き始める。
後半からの展開は実に見事で、人生で本当に大切なものは何だろうと考えさせられる。まさに「家族」をテーマにした作品。何だかんだで、「家族との時間」が一番大切なんだよな。そういう時間を大切にすること、親にとって子どもの成長を側で見守ることこそが幸せなんだなーと気づける。
最後も本当に救いのあるエンディング。
ただ、下ネタがダメな人は少し注意が必要な場面があったりなかったり。

予告編（字幕なし）はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=448jZuA5Y1I

 ・私の中のあなた ★★★★☆　4.6/5.0

私の中のあなた [DVD]

<内容紹介>アナ、11歳。白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして“創られて”生まれてきた。ケイトに生きて欲しい―その想いは、家族みんな同じだと疑わなかった母・サラは、ある日信じられない知らせを受ける。「もう、姉のために手術を受けるのは嫌。自分の体は、自分で守りたい」とアナが両親を訴えたのだ。病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた、突然の出来事。いったい何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?その決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた―。

素で号泣してしまった。
自分でもビックリする程泣いてしまった。
闘病映画ってちょっとズルイ気もするけど、これはそんなことどうでもいいくらいの感動作。しかも、それを描く視点や設定がものすごく独特。
病気の子どもと人生を歩んでいく家族の微妙な関係や感情がホントにリアルなんだけど、悲しい話なんだけど、少し前向きになれる。
泣きたい時には一番押しの映画。
予告編はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=9AJ0TEm1Zhs

 ・人生、ブラボー!  ★★★★　4.0/5.0

人生、ブラボー! [DVD]

<内容紹介>若い頃おこなった精子提供のバイトにより、533人の子が誕生し、その中の142人から身元開示の裁判を起こされてしまった42歳の独身男ダヴィッド。動揺しつつも、人気サッカー選手が自分の息子だと知り、身元を隠して“実子たち”を訪問しはじめる…。世界中の映画祭で“観客賞”を制覇した、最強のハートウォーミング・ストーリー!

これは家族ものとしてはかなーり異質なお話かも。
若い頃の精子提供のバイトから突然533人の父親だと知らされ裁判を起こされた中年男が主人公。
色々だらしないんだけど何故かじんわーりきてしまって。 不思議な視点から家族や親子って何だろうって考えさせられる。
「どんな形で生まれても僕らは幸せだし、生まれるキッカケを与えてくれた主人公を憎んだりはしていない」という子ども達の姿は、一辺倒な道徳心から主人公を批判していた世論と対称的で印象的だった。
結局、人の幸せなんて一般論では解釈できないし、世論が格立的にあれこれ口を出す問題ではないのかも。
子ども達同士の集まりとかそこに紛れこんでる主人公とか、なんかもう面白くてホントに凄い話だった!!笑
色んな家族の形があっていいんだよ。

予告編はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=OWY_67fbQ1A

・世界にひとつのプレイブック ★★★★☆　4.3/5.0

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<内容紹介>妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失くしたパット。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。そんな時出会ったのが、近所に住むティファニー。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパット。実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていた。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、パットを強引にパートナーに任命する。人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの挑戦が始まった―!

今年見た中で一押しの映画。傷ついた男女が互いにぶつかり合いながら進んでいく、ありきたりなストーリーなのだけど本当に良く出来ている。
純粋な家族ものではないんだけど。ただ単に二人のラブコメというだけでなく、周りの家族や友人も巻き込んで描かれていることから素晴らしいで気になっている映画。
後半からの流れが素晴らしいんで是非是非ラストまで見て欲しい。無茶苦茶でも本音でぶつかり合ったり、衝突することってやっぱり大事だ。 主演二人の迫真の演技も凄かった。 笑

予告編はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=pp3e3twHiV4

・さよなら。いつかわかること ★★★☆　3.7/5.0

さよなら。いつかわかること [DVD]

<内容紹介>スタンレーは母親を恋しがる子供たちとなかなかうまく接することができず、ぎこちなく食卓を囲む日々を重ねている。ある日、グレイスが亡くなったという報せがスタンレーの元に届く。突然の訃報に途方に暮れるスタンレー。幼い娘たちにどう伝えたらよいか分からないまま2人を外食に連れ出すが、真実を伝えることができず、衝動的にドーンが以前から行きたがっていたフロリダにある遊園地に車で行くことにする。父親の突然の行動を訝しがるハイディと無邪気に喜びはしゃぎまわるドーン。そして、夜中にこっそり自宅に電話し、妻の声で録音されている留守番電話の応答メッセージを聞くスタンレー。畑でロードレースごっこをし、ホテルのプールで遊び、ショッピングを楽しみながら、フロリダまでの距離と時間を共に過ごしていく3人は、徐々に絆を深めていく…。遊園地での至福の時を過ごした後、覚悟を決めたスタンレーは浜辺で娘たちと向き合った―。

とにかくこの邦題とこのパッケージ。
妻の死を子どもたちに伝えることが中々できな父親の淡々とした話なんだけれど、色々と考えさせられる。
この映画を勧めるならここらへんもオススメしたかったり。

家の鍵 [DVD]

クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]

・幸福な食卓 プレミアム・エディション ★★★★ 4.0/5.0

幸福な食卓 プレミアム・エディション [DVD]

<内容紹介>第26回吉川英治新人文学賞を受賞した瀬尾まいこ原作小説。「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」。家族四人が顔を揃える朝の食卓で父が口にした意外な一言。それは3年前から歯車が少しずつ狂い始めていた佐和子の家族に、新たな波紋を投げかける。中学生活最後の1年を迎えた佐和子。いったい、どうなってしまうのか!?

この映画の雰囲気がたまらなく好き。
後半からのまさかの展開はほんとーに悲しかった。
ある意味、恋愛より家族を選んだ「家族の強さ」みたいなものを感じさせてくれる映画。
家族が存在するってだけで、自分では気づかなくとも助けられていることがたくさんあるんだろうな。
結局、何かあった時に最も頼れるのは家族なんだ。

予告編はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=n2trbWlziZU

・リトル・ミス・サンシャイン ★★★☆3.8/5.0

リトル・ミス・サンシャイン [DVD]

<内容紹介>田舎町アリゾナに住む少女オリーヴ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーヴ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!

ラストはホントに笑いながら泣けてくる。
こういう映画を見ていると、壊れかけの家族でも何かのキッカケで素晴らしい家族に戻れるのかもしれないと思えるから不思議。
こういう映画はやっぱり共感がもてるな。
このテーマの締めくくりに、まさしくふさわしい映画であります。笑

予告編はこちら！→http://www.youtube.com/watch?v=2LbDwGL0-ks

・家族をテーマにしたものの中ではこの映画たちもよかった

あの空をおぼえてる スタンダード・エディション [DVD]

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