2014-01-01から1年間の記事一覧
最寄駅は滋賀県「新旭駅」。 旅路の風景は一面田んぼ田んぼの田園調で、秋などは非常に美しいのですが、駅からの距離が何ぶん遠い。歩いて向かえば着いた頃にはヘトヘト、カラカラ。直通バスは廃止されてしまったものの、予約乗合タクシーがありますので旅路…
現代の世界情勢を特徴づけるものとして、国土領域内で多発する人種・民族・宗教間での紛争問題があげられる。「低強度紛争」や「難治性紛争」と名付けられる近年の内線型紛争。 しかし、その実態を掴むことは非常に難しい。 ここではそうした人種/民族/宗教/…
戦争と映画。両者は互いに密接な関係をもって存在し続けてきた。例えば、戦時において映画はプロパガンダの手法として用いられたり、戦争で開発された技術がそのまま映画技術の高度化に貢献するなどしてお互いを補完しあった。その一方で、戦争が終われば映…
語りえぬ真実 作者: プリシラ・B・ヘイナー,阿部利洋 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2006/07/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る なぜ、この活動にこんなにも興味を惹かれるのか。 21世紀を前後して、大規模な暴力を経験した社会にお…
「SF映画」このジャンルほど分類が難しいものはない。SFジャンルと決めかかって探していたらサスペンスやファンタジーやアクションの所にありました。なんてことはざらにある。そして、このジャンルほど評価が別れやすいものもない。面白かったと思った作品…
「復讐からは何も生まれない」この言葉は事実かもしれないが、すべてを奪われたひとりの男が、誰もが恐れてしまうような巨大な悪に立ち向かっていく姿はなんとも魅力的に映ってしまう。すべてを失い、守るものが何もなくなったからこそ捨て身になれる時があ…
大型連休にはお家でゴロゴロ、みんなでワイワイ映画を見たいなー。そんなことを思いながら、ここではそんな連休中に見て欲しい私的名作&良作10選をご紹介。ついでに、長期の休みに是非見てほしいオススメ海外ドラマも。休み明けの日々のためにも素晴らしい映…
大型連休には気になっていた小説などをゆっくり消化したいもの。貯まっていた本や読み返したかった本に、ゆっくりじっくり浸りきれるなんて考えただけで至福の時ではないか。そんなことを考えながらオススメ小説をまとめていたら、ワクワクして少しまとまり…
ド直球で純粋なラブストーリーよりも、物語の片隅に語られる恋愛話の方が好きなのだけど。たくさんの映画に出会っていく中で、人それぞれ心に残っている直球恋愛映画みたいなものが出来てくるもので。自分のそんな映画たちを省みてみると、悲しくなるほどド…
「アクション映画」レンタルショップで多くの分量を占めていることからもわかるように非常に数が多く、名作も多いこのジャンル。古今東西、今も昔も含めてオススメを選ぶとなると四苦八苦してしまう。ということで、ここではHDに慣れてしまった現代人にも見…
一面がゴミで埋め尽くされているゴミ処理場。ゴミ処理場とは名ばかりであり、そこは都市から排出されるゴミがそのまま放置された「ゴミ山」となってる。そして、このゴミ山で暮らし、使えそうなもの・リサイクルできそうなものを業者に売ることで生計を立て…
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. The enjoyment of the highest attainable standard of health is one of the fundamental rights of every human being witho…
近年、家族の危機や崩壊といった話題がメディアを騒がせている。晩婚化・未婚化・事実婚・子どもへの虐待・家庭内暴力、さらには介護や育児に付随する問題など。現代の家族は、何か異様な方向に進みつつあるようなイメージをうえつけられるているが、果たし…
ある人物の生き様に大きな感銘をうけた!! 映画の面白さや醍醐味の一つとしてこうした経験が挙げられる。それは憧れや尊敬や模倣といったベクトルに姿を変えながらも、その個人の人生に対して大きな影響を与えうるものでもある。一本の映画によって自らの価…
2013-12-04 先月の18日、身内が自衛隊のフィリピン支援活動のため日本を発ったらしい。そのせいか、自分が直接何かを出来ているわけではないんだけど、ちょっと前にフィリピンが公開して話題になった「災害支援に対しての感謝ポスター」が妙に身に染みる。ま…
人はなぜ見ず知らずの他者を助けようとするか。 人間とは自己利益を合理的に計算し、自己利益のみに従って利己的に行動する存在である。という経済学において想定されるモデルに反して、他者を「助ける」という行為は人間社会のいたるところに垣間見える。電…
道具の使用は、人間が他のどのような動物よりも秀でている能力だといえる。 脳の進化は人間に知能の発達を促し、知能の発達は周りに存在する「モノ」を応用し、自分たちの生活の助けになるように道具として活用することを可能にした。道具の発展が人類に進化…
支援を行う際に、最も注意すべき点は「善意は善行を保証しない」という点である。 支援の多くは善意に基づいて行われるが、その善意が善行を生み出すとは限らない。佐藤(2005)は、年寄り扱いされて傷つく老人、善意で文房具を与えた結果としてそれをお金に変…
支援とは英語のサポート(support)に対応している。援助(aid)、後援(backing)、手助け(help)、補助(assist)など、支援に関連する言葉は様々な場面で用いられるがこれらは日常的にあまり区分なく使われている。『類似語例解辞典』によれば、同じ意味…
今、「支援」という言葉への注目が熱い。 子育て支援、犯罪被害者支援、難民支援、特別支援、復興支援、人道支援、就学支援、自立支援など。「支援」という言葉は現代においてよく見られる。特に貧困国や紛争国、被災地への支援、不条理な状況に陥っている人…
家族があるから人は強くなれる。 家族の支えや家族のために何かを達成できた主人公の姿ってホントに魅力的。泣ける映画は数あれど、「家族」をテーマにした作品って見終わった後、すごーく優しい気分になりますよね。ここでは、そんな「家族ってやっぱりいい…
看護の時代 看護が変わる 医療が変わる 作者: 日野原重明,川島みどり,石飛幸三 出版社/メーカー: 日本看護協会出版会 発売日: 2012/03/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 現代の医療分野において、「キュア(治療)からケアへ」という方向性が…
誰かが苦しんでいる姿を見た時、あなたは何を思うだろうか。 その人を助けようとするか? その人の話を聞こうとするか? あるいは、見なかったふりをするか? そのまま無視して過ぎ去るか? これが全くの他者である場合、その苦しみに自分が全く関与していな…